決して言いはしない さよならだけは

Never Say Goodbye。たかちゃんのさよなら公演のワンフレーズなのだが、私はこのフレーズが大好きだ。「さようならは言わない」良い言葉だ。

良い言葉だけれど使いどころがない。創作の中で使うだけだ。このフレーズを使うような場面が普段の生活の中では起こり得ないからだ。

だが、ついにこの言葉を使う時が来てしまった。それが、千銃士サービス終了の時だった。

署名を募っている最中、何か公式に贈りたいと思った。作品とスタッフさんへの愛情と感謝と終わりにしないで欲しいという願い。それを込めて私はこれを作った。

一度だけ見てくれればいい。見てくれた後はクリアファイルにでも挟んで棚に収めるなり、邪魔なら捨ててくれるなりしてもいい。どう扱うかは公式の自由だ。私もそのつもりで署名の束と一緒にこれを送った。

署名を送ってから数日後、TLにこれが流れてきた時は心臓が止まるかと思った。

公式が公に流してくれた署名の写真と、お礼の言葉。嬉しくて嬉しくて。職場の休憩室で必死に涙を堪えた。

反応なんて望んでいなかった。こういうのは適当に扱われたりスルーされたりすることが多いと聞いていたから、期待などしていなかった。だからこれを見た時は驚きのあまり卒倒しそうになった。

I’ll Never Say Goodbye.

千銃士にさよならを告げる日はまだまだ先のようだ。

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